先輩から教えてもらった戦い

今年は地方統一選の年。

20歳の頃の私は選挙はあまり好きではなかった。
それは友達が嫌がるからだった。。。。


ここ10年前ぐらいから、友達の応対が変わった。
とにかく、毎回どんなに嫌がられても、遠くても会いに行ってたから。。。。

「また選挙やなぁ。わかっとるで、お前の支援している候補は毎回応援してる。」
「お前らぐらいやで、今でもこうして顔見るの。。。選挙がなかったら、それもなくなる」


約30年近く前は「お前、選挙か新聞の話しかしに来んなあ」「そんなん知らん!」って言ってたのに。。。


どんなに遠くても直接会いに行く。。。 
絶対無事故で帰ってくるための準備は怠らなかった。 
特に家族以外の人が乗せて欲しいと言ってきた時。。。
断る事は出来ないし、出来れば一緒に行きたいし。。。と
そんなこんなで数台で一緒に行った事は多い。

出発時間、休憩の場所、一人の運転距離、勤行の場所、勝手な行動とる人は絶対一緒に行かない。
等々、準備に時間をかけチェックし、中心者として無事故の唱題はもちろん徹底していた。

そう先輩に教えて頂き、「組織、先生に迷惑をかけるような戦いはしない」との一念の祈り。。。


数年前、それに対して異議を言ってきた男子部幹部がいた。
「皆で一緒に行動しょうとしている男子部がいたら止めてください」
「絶対に車での移動はやめるように!!」 これを会合で言った。


この幹部は後輩だったので会合後、
「お前どういうつもりや!戦い止める気かっ!。。。」
「ワシらがどんな思いで無事故の準備をし、祈って行動を起こしているか知っとるんか?」
「遠い所に行こうが、近い所に行こうが、お前みたいな考え方しとったら事故になる」
「どんな戦いも中心者の一念で決まる! 余計な事言って邪魔するなっ!!」


これに対するこの後輩の言葉は、
「じゃあ事故したら誰が責任とるんですか?」    「ワシが取る。そのつもりで行動を起こしとる」
「そんな事、出来んでしょ。。。」


真剣に話す気が失せてしまい。 それからはほとんど話した事はない。


この後輩、たぶん、この時の事なんて覚えていないと思う。だが、私は忘れない。
私の先輩達が無事故の法戦の戦い方を、何年もかけて教えて下さった。。。

その先輩方の思いが解らない奴は上に立つべきではない!!
「あの時は生意気な事言ってすみません」の言葉を聞くまで。。。


先日、久しぶりに皆の前で話していたのを聞いた。
「お題目2時間以上あげ続けてるとか、先生に毎月お手紙を出している」等のこと。
そんな事、人前で自慢げに話すことじゃない。
本当にそんな行動をしてるなら、さぞ現場に入っているんだろう。。。


私は信じないが。。。  とりあえず、行動を見守らせていただく。

見せかけの謙虚さはいつかメッキが剥がれる。
自分の為? 組織の為? 先生の為? 会員の為??

だいたい会合での幹部の決意話の頭には「先生」か「組織」がつく。 
これを「先生利用」「学会利用」と呼ぶ!
いつ裏切るか分からない。。。