2月16日の朝日社説にビックリすることが。。。

[朝日社説]  高速道値下げ―これでは「使い逃げ」だ
この「値下げ」を喜ぶわけにはいかない。国民生活へのしわ寄せが大きいうえに、
長続きしないことも目に見えているからだ。


 菅政権が今春以降の高速道路の新料金について方針を固めた。
「平日上限2千円」や無料化区間の追加など、全体として値下げを進める。
高速利用者には喜ばしい政策のように見えても、問題が多い。自動車を高速道路に誘導し利用を促せば、
渋滞を引き起こして交通や物流を阻害し、温室効果ガスの発生を増やしかねない。
地方の鉄道やフェリーなど公共交通網の営業にも深刻な打撃を与えることが懸念されている。
何より問題なのは、持続可能性が極めて乏しいことだ。
制度を維持・拡充するために、今後も巨額の予算を毎年つぎ込み続けられるのか。
財政再建をめざす菅政権が進める政策とはとても思えない。撤回すべきである。


「高速無料化」は民主党が野党時代からマニフェスト政権公約)に掲げてきた目玉政策だ。
簡単にはその旗を降ろせない、という事情も理解できないわけではない。
だが、いよいよ公約そのものを見直すべきときに来ているのではないか。
2009年総選挙の政権公約では、12年度に年1.3兆円の税金を投入して原則無料化するという姿を描いていた。
もはや、それが実現不可能であることははっきりしている


 にもかかわらず、菅政権は新年度も無料化の「社会実験」を続ける。前年度を200億円上回る1200億円の
算額を計上し、無料化区間を広げるという。その意図がわからない。

 自公連立政権が導入した「休日上限1千円」は、この3月末で期限切れの予定だったが、それも続ける。加えての「平日上限2千円」である。


 
なぜ、手品のような大盤振る舞いが可能になるのか。

種明かしは簡単だ。自公政権時代の08年、深夜利用向けなどの割引のために10年間分の財源が用意された。
その財源の残り約2兆円を流用し、2〜3年で使い切ってしまおうということなのだ。
これでは、当面の人気取りを優先し、あとは責任を負わないやり口としか思えない。
食い逃げならぬ、「予算の使い逃げ」ではないか。

 将来、追加財源を投入しなければ、料金は再び値上げされることになる。それでは利用者も、路線が通る地域の
事業者も混乱することだろう。 迷走を重ね、制度の持続可能性さえも自ら封じてしまったこのような施策は、
まともな政策とは言えない。ただでさえ政府予算案の行方は不透明だというのに、これでは後ろ盾とすべき国民の
支持は取り付けようがない。
 国民に説明がつく内容に修正しない限り、疑問も反対も消えない。

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これはダメだろう。。。

前政権の10年分の予算を2〜3年で???
自分達の手柄のように使い切ろうと???


自公政権は、アクション起こすときに常に予算確保をしながらやっていたのに
綱領のない民主党がやることはすべて行き当たりばったり。。。。

こんな党に任せてたら、本当に日本は潰れちまうぞ!!


本気で政治に関心を持ち監視しませんか??