折伏するには。。。

先日、後輩が「今から指導受けたいのですが。。。」と電話をくれました。
夜遅かったのですが、「ええでっ、来いやっ!」と返事した。
何の話を持ちかけてくるのか??と待っていると、来るなり「今日、関西で青男会があり、
今年中に部2世帯の折伏をやり切りたいと関男よりあり、正直まだ決意できません。」と。


そうか、男子部はいい戦いをやってるなっ。羨ましいよっ。
「せっかくメンバーを勝たす戦いが飛び込んで来たんだから、壮年婦人を巻き込んで勝とうやっ。」
「部2だったら、部長以上の決意だけで出来る」って言ったら、不思議そうな顔をしていた。


そう、私は成果の戦いが大嫌いだから。。。 でも、今回は違う。
今、青年学会と言われているわりには、青年部の力不足、訓練不足が目立つ。
このままでは、数十年後の学会の発展はありえないと思っている。チャンスである。


それに、今回なら入会三原則を守った上で、「可能」と思ったからだ。

三原則を守るには、まず、入会の実践三項目のクリアが必要。 
勤行している。聖教購読。座談会の二回以上参加。。。である。

現在まで男子部は独自の戦いをしていて、折伏の決着がついてないのがようさんコロがっとる
以前に実践三項目はクリアしているが入会まで行かなかったやつである。これを壮年部で決めてやる。


早急に男子部本部長と話をし、支部長・部長会をとった。
支部長には何の話をすると言わずに召集かけたが、まず勢いのある勤行唱題して
男子部本部長から「本年中に部2を完遂させてください。お願いします。」と
そのあと、各部長、支部長一人ずつに「どうします?やります?やりませんか?」と聞いていった。

それぞれ、決意を言ってくれましたが、気になったのは男子部の元気がない事。
支部長の方が元気もあるし、決意もしっかり出来ていた。。。 
この決意は体験によるものなのか。。。


 私の方からは、ある副会長の1994年豊島区での指導を聞かせました。
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 折伏は祈れば出来る。成果を祈らないこと。
「不幸な人を救わせてください、とりあえず一人」と、祈ること。
 次に、折伏する相手は、悩んでいる人を折伏することです。悩みがない人は折伏できない。
 どういうように折伏するかというと、仏法の話をしないこと。
 仏法の説明は折伏ではない。ただの解説。
 みんな、仏法には関心ない。自分の悩みに最大の関心がある。
 悩みに切り込むことです。パッと確信を持って、切り込むことです。これが折伏です。
 今、それが弱くなっています。「いいからいいから、やってみない」が多い。
 仏法に関心なんかないから、どんな素晴らしい話を聞いても、やる気なんて起こらない。

 次に祈り方
 唱題をしても祈らなきゃダメ。
 「今何のため、今これをしよう」と決意・目標を決めて頑張った分だけしか結果は出ない。
 何となく頑張っているのは惰性。言われたから、しょうがなくて頑張ってるのは義務。。。先生の指導です。

 「信心が惰性になると空転するよ」「今、自分が良く変わってんのか、悪く変わってんのか気が付かないのを
 惰性と言うんだよ。惰性は退転だよ。」と戸田先生も言われた。

 みんなで頑張ろう、成果のために頑張ろうってなってるから、苦しくなってしまう。
 信仰は義務じゃないんですから。その考え方をやめないと功徳はない。何が間違ってるか、心が間違っています。
 だから先生はいつも「心こそ大切なれ」と。 心が大事なんです。
 心に功徳があるんであって、行いや頑張ってる形に功徳があるんじゃあない。

 無理だから祈る。「条件が悪いから、だから御本尊に祈るしかない。絶対祈って変えよう!」というのが信心。
 この決意が強ければ、必ず開ける。ただ頑張ってます、祈ってますじゃダメ。
 「絶対こうしよう!」という決意の強弱が信心。
 一日一万遍あげようと、信心が弱けりゃダメ。信心が強くなきゃ。。。信心の強弱は決意の強弱。


 先生の指導の中に、「頑張っても変わらないのは惰性って言う。」と
  ●決意・目標が曖昧な時。勤行してても具体的祈りが無い時。
  ●勤行や活動が受け身になり、義務的になっている時。
  ●愚痴や文句が出る時。
  ●感謝や歓喜、感動が感じられない時。
  ●求道心が弱くなっている時。
  ●仕事が疎かになり、信心即生活のリズムが崩れている時。
 
 自分が決めることです。色んな打ち出しはあります。それを自分の為と決意してやれば、自分のものになります。
 しょうがないって受け止めたら苦しみになります。そこが大事な点で、そこが分かれ道なんです。

 信仰はチャンスを掴むんじゃなくて、全てをチャンスにするんです。むしろピンチをチャンスにするんです。
 マイナスがプラスになるんですから、悩みが起きたら、大きく変わるチャンスなんです。
 宿命転換して、前より良くなってしまうチャンスなんですね。

 ただし、信心しておればじゃなくって、信心強ければなんです。
 「よーし、変毒為薬するぞ!」と、勇気出して決意してやった人は、プラスになる。
 「こんなに信心しているのに」って疑った人は、マイナスになってしまいます。
 何が起きようと、プラスにしていけるのが信仰なんです。

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基本をもう一回確認して、功徳を受けるために、広布を進めるために、決意して頑張っていきたい。と。


会合が終り、支部長だけ集まって雑談しているなかで、今日の会合は良かった。決意出来ました。と口々に。
そういや最近、男子部の頃の様な題目あがっていないなぁと。
毎日、2時間3時間の題目、週一回5時間10時間唱題。そんな事しながら、折伏してたよなぁ。
 ー ー みんな思いはある。大丈夫。  会合後の対話も重要。
「今回の戦いで久しぶりに思いっきり題目あげて結果出してみようかぁ−」と全員戦いのスイッチが入ったようだった。
壮年男子が団結し本気で戦えば組織は根底から変わるであろう。
上ではない、その地域を良くしようという人の集まりで国土世間を変える事ができる。